2021-04-28 第204回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号
また、経済産業省におきましては、苫小牧市におきまして、日本初の大規模CCS実証試験として、二〇一六年度からCO2の圧入を実施しまして、二〇一九年十一月に、当初目標としていた三十万トンの圧入を達成してございます。あわせて、カーボンリサイクルの導入に向けた実現可能性調査を進めてきたところでございます。
また、経済産業省におきましては、苫小牧市におきまして、日本初の大規模CCS実証試験として、二〇一六年度からCO2の圧入を実施しまして、二〇一九年十一月に、当初目標としていた三十万トンの圧入を達成してございます。あわせて、カーボンリサイクルの導入に向けた実現可能性調査を進めてきたところでございます。
まず最初に、苫小牧におけるCCS実証試験事業の実施に当たりまして、地元関係者、漁業関係者の方も含めた地元関係者の皆様の御理解と御協力に感謝を申し上げる次第であります。 苫小牧、私は何度も伺ったことがありますけれども、工業都市で、CO2を排出するだけではなくて、さまざまな企業が張りついているということで、CO2を製造業の原料として利用する形で連携できるのではないかと感じております。
また、経済産業省ではこれまでに、実用規模でのCCS実証を目的として、苫小牧市における日本初の大規模CCS実証試験、それから、低コスト化に向けたCO2分離回収技術や安全性を評価する技術などの研究開発、CO2の貯留適地を確保するための調査などを実施しております。
まず、苫小牧市におきましては、平成二十二年に、CCS実証試験の苫小牧地域への誘致を目指して、苫小牧市長が中心となり、商工会議所、漁業協同組合等を会員とする苫小牧CCS促進協議会が発足しておりますが、この促進協議会の総会を年に一度開催し、会員へCCS事業の進捗状況の報告、広報紙の作成を行うなど、CCSの必要性や安全性を広く周知する活動を行っていただいております。